2022年6月に販売を開始した電気”軽”自動車のサクラ。エコカー補助金の後押しもあり、2023年度の販売台数は2024年1月末時点で28,000台を超える異例の大ヒット。3月までに30,000台を超えることは確実視されている。
2024年度分のエコカー補助金の受付開始を前に、サクラの購入価格を紹介!
日産サクラとは
日産サクラは、2022年6月に販売を開始した軽サイズの電気自動車(EV)。最大航続距離は180kmと電気自動車としては短めだが、買い物や送迎などのセカンドカー需要に合致したこと、エコカー補助金の後押しもあり異例の大ヒット。2023年度は月販2,800台以上を記録し、年間販売台数は30,000台を超すとみられている。
サクラの特長① モーター駆動で低速からスムーズに加速
電気自動車のサクラは、床下に20kWhのバッテリーを搭載。モーターで走行するため低速から十分なトルクがあり、発進時からスムーズに加速。音や振動の原因となるエンジンを持たず、静かな車内環境も実現した。
サクラの特長② 航続距離は180km、フル充電で300~600円
サクラの航続距離は180km (カタログ値)で、実測は120km前後。買い物や送迎など近距離移動が中心の場合、月に1~2回の充電で済む計算。フル充電時の電気代は1回300~600円(電気代15円~30円/kWhで計算)となり、ガソリン代より安価。
サクラ購入時はエコカー補助金(国+地方自治体)を活用
サクラは一般的な軽自動車(デイズ、ルークスなど)と比べて車両本体価格が割高。しかし、経済産業省が交付する「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」(通称・エコカー補助金)を活用することで購入価格を抑えることが可能。
先日、エコカー補助金の2024年度の適用対象が公表され、サクラは各グレードとも55万円の補助対象となることが決定。2024年4月以降に登録される車について、3月28日から申請受付が開始される予定。詳しくは一般社団法人次世代自動車振興センターのWEBサイト参照。
また、地方自治体が独自に補助金を交付している地域では、経済産業省の補助金と合わせて活用することが可能。詳しくは地元自治体のWEBサイト、窓口等でご確認を。
日産サクラ(Xグレード)の見積もり
日産サクラ(Xグレード・標準値仕様)の参考見積はこちら。概算価格のため端数は適度に処理。
概算価格:3,080,000円(税込)
【見積もり仕様】
- Xグレード・標準値仕様(標準色)
- アラウンドビューモニター
- フロアカーペット
- 9インチディスプレイオーディオ
- 日産オリジナルドライブレコーダー(フロント+リヤ)
- 充電ケーブル(コントロールボックス付)
- プラスチックバイザー
【内訳】
1.車両代:2,920,000円
- 車両本体価格:2,700,000円(メーカーオプション込)
- 付属品価格 : 220,000円
2.販売諸費用:160,000円
- 検査登録手続代行:30,000円(法定費用含む)
- 車庫証明手続代行:10,000円(法定費用含む)
- リサイクル料金 :10,000円
- メンテプロパック:80,000円
- 自賠責保険 :30,000円
残価設定型クレジット
残価設定型クレジット(残クレ)は、月々の支払額を抑える購入方法の一つ。あらかじめ設定された数年後の残価(買取保証額)と車両価格の差額を、分割で支払う方法。将来の状況に合わせて乗り換える可能性も考慮し、残価設定型クレジットで検討。
日産自動車の残価設定型クレジットの詳細は日産・残価設定型クレジットにてご確認を。
毎月の支払金額:32,000円(参考)
【見積もり仕様】
- 所要資金:2,400,000円
- 支払期間:6年(車検2回+1年)
- 残価 :600,000円
- 金利 :4.9%(日産標準)
【内訳】
1.所要資金:2,400,000円
- 概算価格 :3,080,000円
- エコカー補助金: -550,000円
- 頭金(下取り): -130,000円
※エコカー補助金は購入後の交付となるため、購入時は同額を一時的に支払う必要あり。
2.毎月の支払金額:約32,000円(※残価600,000円)
※残価設定型ローンの計算にはke!sanの計算プログラムを使用。
結局のところEVはお得?
軽自動車のサクラは、買い物や送迎などセカンドカーとして使い勝手の良い車。維持費や燃料代(電気代)はガソリン車より安く、エコカー補助金を活用することで購入価格も一般的な軽自動車(デイズ、ルークスなど)に近づけることが可能。新規購入を検討中の方、買い替え時期を迎えている方には充分にお買い得な一台。